3月5日のホタルイカが掬い

 前回はホタルイカの生態について少しお話ししましたが、昨日今年初めてのホタルイカ掬いに行ってきましたので、報告します。

ホタルイカを掬える場所は富山県内いっぱいあるのですが、岩瀬浜がとても近いので、いつも岩瀬浜ホタルイカが掬いしてます。

新月が前の木曜日だったので、日取りは良く、天気もよかったので、期待できるのではと、胸膨らむアマダイです。

夜中の2時30分に起床

3時前には駐車場に到着した、予想はしていたけど週末で車が多かった。

装備は 胴長、ヘッドライト、網、クーラーボックス

浜に着くいて、波打ち際にライトを照らすと、直ぐにホタルイカが発見

さい先が良く、これは爆湧きに期待できるな

(爆湧きとは大量のホタルイカが近岸すること)

がしかし、4時まで掬いましたが大量に近岸はなく、1kgオーバーになったところで場所を変えました。
人が多くて歩きながら掬うことが出来なかったためです。


次の場所は岩瀬浜付近ですが、人がいないので、プライベートビーチと呼んでます。
でも今回は2組いました。

そこでも一時間で1kg程取れました。


大量とはいかなかったものの、2時間で2kg以上取れたので、十分楽しめました。

富山湾の恵みに感謝です。

調理は今回ほどんど沖漬けにして、少しだけ茹でて頂きました。

3月なので少し小ぶりでしたが、肝があまり好きじゃない方には、肝も小さくて、子供にも食べやすかったです。

次回は次の新月3月末に期待です。 f:id:amadaii:20220306142503j:plainそれではまた

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ホタルイカ掬いシーズン到来

どうもアマダイです。

3月に入り、ホタルイカ掬いの時期がやってきました。

皆さん知らない方に少し説明しますと

2月から5月に入ると富山湾では防波堤や砂浜にホタルイカが近岸します。それを網で掬うことができるのです。
近岸する理由は諸説ありますが、科学的にはまだ分かっていないと思います。

ホタルイカ掬い4年目の私から言えることは、2月から5月の夜、新月前後の10日間に近岸するということです。

その新月前後の中でも日中天気が良く、晴れていて温度高いと、近岸するホタルイカも多くなり、たくさん取れる可能性があがるのですが、こればっかりは運任せ的なこともあり、海に行ったけど全く掬えないこともあります。


条件が揃い大量ホタルイカが近岸にやって来ると1掬いで10匹から20匹ゲットできます。

大量に近岸する時間は分かりませんが、初めは1時間に10匹位しか掬えませんが、突然大量にやって来ます。
そんなにその時間は長くはないのですが、1時間もあれば10から20kg掬えます。

そんなホタルイカ掬いが大好きなアマダイですが、次回今年初のホタルイカが掬いを報告します。

それではまた

真いわしのお刺身その2

どうも、アマダイです。

前回、イワシのお刺身を包丁で三枚卸しにしましたが、今回は手開きに挑戦したことを、ブログにアップしたいと思います。

今までも何回か手開きに挑戦しましたが、背骨を身から剥がそうとすると、背骨が切れることなく剥がせるはずなのに何回も切れてしまう。

剥がす際に、身も背骨に一緒にくっついてしまう。

背骨を身から外す際に腹骨、中骨も背骨側に残して、身から除去したいのに、ブチっと切れて身に残ってします。

何でなんだ、YouTubeで手開き方法を見るとすごくきれいに卸せるのにと感じていたら一つの事実にたどりつきました。


前にも話しましたが、富山湾のお魚たちは鮮度がいいのです、天然のいけすとも言われており、漁場がとても近く、朝どれの魚達がスーパーに並びます。そういう魚たちは鮮度がとてもいいので、骨が外し難く、鯵や真鯛も骨抜き器で引き抜こうとすると抜き難いことがあります。

ピッカーン そうかイワシも鮮度がいいので、手開きが難しいのだ。

そういうことにしておこうと思いました。

なので今回も包丁で卸して、骨が口の中に入れた時に、骨を感じてないように薄く刺身にしました。
いつもよりも真面目に盛り付けしました。

次回はホタルイカです。 それではまた

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マイワシのお刺身

こんにちは、アマダイです。お久しぶりのブログです。

 

 最近富山湾では真いわしが水揚げされていますが、油が乗っていて美味しいお魚、お刺身で食べるのが一番好きなアマダイですが、

 

 調理が難しい真いわし、鮮度が落ちやすく、身は柔らかいので三枚にするのが難しい、鮮度が落ちると身は崩れやすくなります。そして、一番が、骨が無茶苦茶多い。

 

何回刺身にしたことあるけど、骨が全部取りきれないので、子供には骨があると言われ食べてもらえませんでした。(美味しいのに😭)

 

昨日、大きいサイズのイワシがスーパーに売ってたのでイワシの刺身に再チャレンジです。今回は子供も食べてくれると思います。

 

根拠はあります。

 

最近、高価な刺身包丁と京都の仕上げ天然砥石を買ったので、刺身の薄作りなんか

が、作れるようになりました。

 

骨は全部取りきれないが、薄作りにすることで、骨が口の中で当たり難くなるのではと思いました。

 

いつものスーパーで真いわしを購入、富山では、漁場が近いこともあり、取れたその日の魚がスーパーに並びます。朝取れた魚は、朝どれシールが貼ってある場合が多いです。今回買った魚も朝どれシールは無いけど、朝取れだと思います。

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手さばきする方法と包丁で三枚にする方法がありますが、今回は包丁で三枚に卸しました。身は柔らかいが鮮度が良いので卸しやすかったです。

 

薄作りも、包丁の切れ味良くて比較的良くできたと思います。

 

実食した感想は薄作りしたことで骨が当たり難くなってました、脂も良く乗っていて大変美味しかったです。子供たちも食べてくれて一安心でした。今度はイワシの手さばきしたいと思います。手さばきの方が骨は除去できるので慣れたらそっちの方が刺身にしやすい方思います。

 

このブログでは富山湾の身近な魚を皆さん情報発信していけたらと思います。

それではまた


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寒ブリの熟成検証

こんにちはアマダイです。

 

次回に引き続き寒ブリの熟成について検証しました。

1月8日(土)13時 富山のスーパーで予約していた寒ブリの受けとる

朝取れた寒ブリ 14.4kg 94cm 野締め 

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15時に内蔵を取りだし、腹にキッチンペーパーを入れてラップでぐるぐる巻きにして大きいビニール袋に入れて発泡スチロール(蓋付き)に氷で冷やします。頭付きで熟成させます。鰤が大きくて上部にも氷を被せたいが、あまり隙間がなかったけど、何とか氷を上に被せれた。

1月9日(日)熟成1日目

鰤の保存方法が心配心配でたまらないアマダイです。鰤の温度が発砲スチロール内で何度になるのか、ネットで調べて見たが、あまり参考になる情報が無かったので、実際に温度計で測って見た。蓋を少し開けて温度計を氷に触れないようにして測ったら3度でした。鰤の体温も測って見ました。発砲スチロールから取り出して鰤の首元の身に刺して見ると0.9度でした。思っていたより低くて一安心

1月11日(火)15時 熟成3日目

3枚に卸しました。卸した感じの色味はそんなに悪くないなぁ、魚臭さも無し、刺身にして実食した感想は、熟成が始まった感じ、身も柔らかくなり、旨味も感じられた。さすが寒ブリ油の、のりが凄い、鰤トロの部分が甘くてうまいな。食べたときに鰤特有の口に残る臭みは無かった。半身は本日で食べきり、もう半分は3枚に卸し、皮、腹骨をつけたままブロックにした。リードクッキングペーパーで巻いてラップして、ジップロックに入れました。保管場所は再び発砲スチロールに氷を入れて保管します。

冷蔵庫のチルドルームがあればチルドに入れたかったが会社の宿舎だったので、チルドルームありませんでした。

 

1月12(水)17時 熟成4日目 

ブロックにした鰤をまた刺身にしました。変色しやすい鰤ですが、氷浸けが良かったのか、変色はしていなかった。実食した感想は3日目と変わらない品質だったが少し旨味が増した感じもしました。

1月13日(木)熟成5日目

この日は実食は無し、リードクッキングペーパーの取り替えしましたが、変色はほどんどしていなかった。

1月14日(金)17時 熟成6日目

出張先から帰省して家族に鰤を刺身で振る舞う。血あい部分は黒っぽく変色していたが、そこ以外はきれいな色だった。氷水で冷やす方法はけっこう良かったなと思いました。血あい部分は明らかに鰤特有の臭さが口に残ったので、血あい部分は全部取り除きました。実食した感想は、うまい、明らかにうまさが増している、特に背側の油少ない所が特に上手かった。身もさらに柔らかく練っとりとした感じがまた良かった。残りのブロックはは我が家のチルドで保管しました。

 

1月15日(土曜)17時 熟成7日目

血あい部分を取り除き、変色は血あい以外は無い、実食した感想は6日目と同じ位美味しかったです。この位が旨味のピークかなと思いました。

 

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写真 上から一、二列が腹 三、四列が背

 

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写真15日(土) 背 切り身

1月16日(日)17時 熟成8日目

もう腹部分しか残っていなくて、背側も残しておけば良かったが、臭みはほどんど無かった。

 

本日の検証で1週間位は刺身で美味しく食べれることが分かりました。1週間はあくまで目安です。魚の保存状態で変わると思います。

 

もし鰤を釣ったり、購入した保存することあれば参考にして頂けると嬉しいです。

 

 

 

 

    

 

お魚ブログはじめます。

はじめましてアマダイと申します。

お魚を捌いて料理し、家族と一緒に食べることを生きがいにしています。富山のお魚情報を共有できたらいいなと思いブログはじめることにしました。

 

まず最初にブログをはじめようと思ったきっかけの寒ブリについて書きます。

 

年末年始にぶりを食べる文化があると思いますが、アマダイの父はぶりが好きで、年末は毎年ぶりを食べます。食べ方は切り身を茹でて醤油で食べるのが我が家のスタンダードでした。

 

皆さん ぶりはどのくらい買われますか?

 

切り身、4分の1、半身、一匹、

 

私は今月 富山湾の天然14.4kgのぶりを一匹購入しました。

 

買う前から悩んでいたことがありまして、それは鰤の保存方法です。

以前鰤を食べた経験から最低2~3日寝かさないと鰤の旨味が出てこないことは分かっていました。(1日寝かせてから食べると身の旨味は少ないですが、コリコリとした固い食間と血あい部分は臭みもほどんどなく、それはそれで美味しく頂けると思います。)

ベストな方法は活締めしたブリの内蔵を出して一本のままぐるぐるラップして、チルド(0度)で保存したいのですが、家庭用冷蔵庫では一本は入らないし、入ったとしてもチルド以外は温度が3度位でしょうか。3日以上保存するには温度が高いな ん〰️

ブロックにしても全部はチルドで保存できない、また、ブロックにしてしまうと、ブリは切り口からの変色が早く、トリミングしないと色が悪く見た目が悪いこともあります。

 

そこで、購入時に鰤を入れてあった発砲スチロール(蓋付き)に鰤を捌かずにいれて、氷を満タンにして3日間寝かせることにしました。

 

次回からは鰤を熟成した8日間のお話をします。

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